- 商品コード:
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rich-powder
燕窩1kg
- 販売価格(税込):
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178,000
円
- メーカー:
- コンビ
- 関連カテゴリ:
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美容
> 美容粉末
メーカー名
コンビ株式会社製品名
コロカリア(酸素処理燕窩)外観
白色または淡黄色粉末。燕窩(えんか)とは
アナツバメ(中国名は金絲燕)という種類のツバメが作る食用の巣です。燕窩はアナツバメが、産卵期に発達した唾液腺から分泌される唾液を固めて約1ヶ月かけて作ります。アナツバメの分布はマレー半島、ジャワ、スマトラなど東南アジアのごく限られた地域で、主な生息地はインドネシアです。洞窟に作られる燕窩
燕窩は、海岸岩山の洞窟の中に30mから50mとも言われている高さに作られます。現地での巣の採取は特別な採取人の集団だけに許され、盗採を防ぐために厳重な監視のもとに行われます。年間の採取量も制限されており、貴重な食材として現在でも珍重されています。
採取の技術も特殊で、洞窟30m以上の高さまで竹製のはしごが掛けられ、そこへ採取人が素足で登り、巣を採るための特殊な道具を用います。
近年では海沿いの建物に集団で巣作りするケースもあり、こちらは品質が安定しているので、洞窟で採取された燕窩同様に珍重されています。原料燕窩の選定
燕窩にはさまざまなグレードがあります。巣の形状、羽や異物の混入により価格が大きく変動します、左の写真は最高級品の燕窩です。一般的には白いものほど価値が高まるので漂白処理されたり、異物を取り除くため大量の水で洗ったりして、再び巣の形に成型されることもあります。こうして加工された燕窩の中には別のもので増量するケースもありますので、見た目だけで燕窩のグレードを判断するのは困難です。※燕窩に含まれるシアル酸濃度を指標に、厳重な選定試験に合格した燕窩のみを原料として採用しています。燕窩の伝承について
中国では、6世紀頃から燕窩が食べられていたようで、食物関連文献に登場するのは14世紀中頃からです。当時は主に宮廷料理で皇帝に珍重賞味されていました。明(みん)の時代の熹宗帝も宮廷料理で燕窩を賞味していたようです。燕窩は右記のような数々の食効が言い伝えられていますが、その希少価値の高さから、ごく限られた上流階級の人々の周りでしか食されていませんでした。燕窩に特徴的に多く含まれるシアル酸とその機能
昔から、ヨダレの多い赤ちゃんは丈夫である、ヨダレの多い牛は病気をしない、との言い伝えがあります。また、歳をとると唾液の分泌量が減少したらりストレスがかかったた状態や緊張時には喉がカラカラになります。このように、唾液は健康維持に深くかかわっています。現在、食品として動物の唾液が利用されているのは、ローヤルゼリーと燕窩だけです。この唾液にはシアル酸という糖が含まれています。シアル酸とは
細胞の表面に存在する糖鎖を構成する糖の一種で、細胞を顔に例えると目・鼻・眉などに相当します。ウィルスは特定の細胞にのみ感染しますが、各ウィルスはターゲットとなる細胞表面の糖鎖に接着するスパイク(棘)を持っており、その糖鎖構造によって標準細胞を認識していることが明らかになっています。酵素処理燕窩に高含量存在するシアロ糖ペプチドのシアル酸部分にウィルスが接着することにより、ウィルス感染を阻害することが確認されました。美容
燕窩には若返りと美容の効果があると言われ、楊貴妃も食べたといわれているなど、宮廷の女性や、上流階級の婦人たちなど、ごく限られた人たちが、美貌と若さを保つために好んで食していたと伝えられています。滋養・強壮
日本では、高級中華食材として知られている燕窩ですが、中国の漢方書(本草網目拾遺)などによると、「栄養を補給し、肺や胃腸の機能を活性化し、気力を充実させるとあります。